<雪の播但線 2021年12月26日>
この冬は雪が多いというので、何度か行くことになるだろうと12月に「青春18切符」を買って構えていた。早速12/26日は雪になりそうだと言うことで出動。姫路に着くと北の方から到着した播但線の電車の屋根にはこんもりとたっぷりの雪。これは期待できそうだと、姫路を出ると郊外の溝口辺りでもう積もっており、福崎から北へ行くごとに雪が増え、寺前に近づくと辺り一面真っ白になっていた。寺前も長谷もたっぷりと雪が積もり、まだ降り続いていた。
長谷駅で知り合った方が山の上に行くというので同行させてもらった。そこは山の上から長谷駅周辺が俯瞰で一望できる場所で、地元の方に道を教えてもらっていたが行く機会を逃していた。その場所は、確かに一望できるのだが、これだけ雪が降ると列車が見えない(笑)結局1本は雪が降りすぎて撮れず、もう少し粘って2本撮って山を下り竹田駅に移動。

長谷から乗った和田山行きは、珍しく満員で通路まで立っていた。年末だからだろうか。竹田駅は、2面ホームの広い構内で、以前竹田城跡に行ったときに少しカーブした竹田駅の風情が気に入っていたのだ。生野峠を越えるとさらに雪が増して竹田駅も一面銀世界になっていた。この辺りの地理を知らないので駅から離れない方がよいと思い、駅の風情と共に雪景色を撮ることにした。この日は特急はすべて運休で、普通も19時以降は運休だと書いてあった。とにかくすごい雪だった。

列車の間隔が1時間近くあるので、線路の上にすぐに雪が積もって見えなくなってしまう。運休もやむなしという感じだ。竹田駅は駅舎も古風ないい感じの駅舎で(そういう風に改装したのかも)、竹田城跡観光の玄関口に相応しい風情。雪が積もって日本昔話のような景色になっていた。暗くなってきたこともあり16時前の列車で早々に帰途についた。