青春18切符があと1回分あって期限も近いので行くという鉄道マニアあるあるで播但行き(笑)そういうおまけ的なチャンスなので、違う場所に行って見ようと思った。
前回、長谷で大雪のためあまり良く分からなかった俯瞰場所に再度行ってみて、その後は、青倉から竹田まで歩いてみることにした。
多少の雪を期待したが、2日前に降ったきりなので残雪状態だった。改めてみた長谷の俯瞰は、なるほどジオラマのように線路が見えて面白いところだったが、雪が中途半端で、中途半端にいろいろな物が写って地形や線路の面白さをいまひとつ際立たせられない。
早めに切り上げて青倉へ。青倉から竹田まではそこその距離があるが道路が並行しているので、歩きやすい。線路をまたぐ道路のところはよく見かける写真の場所だ。しかし現場には金網があり、網の間から撮らなければいけないので、なかなか良いアングルが確保しにくい。先客がいたので、竹田城がうまく入る場所では撮れなかった。
このあたりは、比較的平坦なためか、列車は結構なスピードで通過していく。竹田寄りにあるかつては農道だったかのような跨線橋も良い風情をしているが、これを入れて撮る場所が見つからなかった。昔なら犬走りを歩いて良い場所に行けたのだが今はそれはできない。昔と比べて、写真を撮れる場所はずいぶん少なくなっている。
日本のマチュピチュとして有名になった竹田城跡のふもとにある竹田駅付近は、古民家やレトロな建物を生かしたお店があってさすが観光地で景色が良い。竹田駅も昔ながらの重厚な作りで日本昔話にでてきそうな建物だ。Wikiによると開業当時のまま使われているそうだ。12/26の大雪の日に来たときには、一面真っ白で何も見えなかった。かつては真ん中にもう1本線路があったが撤去されている。駅舎の中もレトロな良い雰囲気で、こういう建物は長く残して欲しい。