紅葉が撮れるかと思って、午前中を溝口で、午後を長谷でというプランで行った。
移動するので、溝口ではあまり遠くへは行かず、池の辺りまでで撮った。
この辺りは午前中が順光になる。播但線は南北に走っているので、どうしても下り列車の正面は逆光になってしまう。
かつてSL時代に取っていた場所には、線路脇を歩かないと行けないので、昨今の状況では難しい。昔、池のすぐ北にあった農道の踏切は撤去されているので道がなくなっている。とはいえ、この辺りは昔ながらのローカルなムードが残っていてうれしい。iPhoneでムービーを撮ったが、少し望遠(デジタルズーム)にするとやはり途端に画質が劣化する。
寺前に移動し、非電化区間で発電所を目指す。溝口では青空が出ていたが、長谷の後半になると曇ってきて渕地区の発電所あたりでは、雨が降りそうになってきた。なぜかここに来ると曇ってきてしまうことが多い。長谷-生野間は、山あいなので紅葉が見れるかと思いきや、この辺りは意外と広葉樹が少ない。
暗くなってきて色も出ないし、寺前でレンタサイクルを借りてきたので、急いで戻ることにした。長谷駅前の信号から少し下った橋のところではまかぜを撮り寺前に向かった。長谷駅前の信号から寺前まではほぼ下り坂なので、自転車だと一気に下れて気持ちイイ。寺前の手前の踏切の辺りで雨が降り出した。なんとかずぶ濡れになる前に寺前に滑り込んだ。