天気が良さそうで紅葉も終わりかけなので、焦る気持ちで列車を撮りに播但線へ。2020年4回目の播但線。

播但線は、国鉄時代のディーゼルカーが走っている中で、日帰りでいける最も近い路線であり、かつてSLが走っていた頃、中学生時代に馴染んだところだというノスタルジーがあり、そもそも播但線の溝口付近と長谷-生野の風景が好きなのだ。 

今回は、午前中に溝口付近と午後に長谷へ。午前中は晴れて良い天気だったのが、午後から曇り始め、3時頃には雨でも降りそうな暗さに(予報では夜に下り坂だった)。 せっかくの紅葉の色もこんなに暗くてはあまり映えないと思いつつ、せっかく来たのだからと粘ったが、少し早めに撤収。

この時期、播但線の特急「はまかぜ」は、朝夕に山陰のカニ客用「カニカニはまかぜ」という臨時列車が走っている。「カニカニエキスプレス」という旅行商品があるのだ。関西人は本当にカニ好きだ(笑)それに加え、普段は3両しか繋いでいない「はまかぜ」が6両編成になっている。6両編成のはまかぜは見応え撮りごたえがある。

しかし、黒ベースのラッピングキハ40は、紅葉の風景に溶けてしまってまったく映えない。ラッピングは、風景とのマッチングを考えるべきだ。