都市近郊の非電化路線。

姫路から新見まで約160kmを走る姫新線は長い路線だ。なので、姫路-上月、上月-津山、津山-新見の区間で運行も車両も違っている。姫路-上月の区間も、播磨新宮までは本数が多く、佐用までになるとグッと減り、上月までのひと駅でさらに減る。
かつてSL時代には、姫路-佐用間をC11の列車が沢山走っていたのだが、なぜか撮っていなかった。その頃は播但線にもSLがいたからかもしれない。播但線に行く姫路駅で姫新線のSLも見かけたが、姫新線にはいかなかった。まったくもって惜しいことをしたものだ。当時は小中学生だったので、そんなに行けなかった。姫新線は播但線より早くSLが消えた。
しかし、うれしいのは今でも非電化で、ディーゼルカーが走っている。姫路-佐用間には、キハ122、127系が走っている。個人的にはJR以降の銀色の車両は好きではないのだが、このキハ122、127系はなぜかまだ許せる(笑)
姫路を出発して山陽本線と分かれると早くもローカル色が強くなってくる。単線&非電化というだけでそういう風情があるのかもしれない。駅舎なども昔のままだったりする。
余部(よべ)を過ぎると住宅にかわって畑などが増えてきて、車庫を過ぎると、完全にローカル線風景になる。
播磨新宮から佐用間になるとさらに山間になり、ローカル風情が増す。佐用駅は、智頭急行の路線と一緒になるので楽しみが増える。

<姫路-播磨新宮>


<佐用>
白と青のは智頭急行。